「戻ってきたと実感」 センバツ開会式、能代松陽も大きな声で行進
【秋田】第95回記念選抜高校野球大会が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。4年ぶりに出場全36校の選手が参加した開会式では、能代松陽の選手たちも大きな声を出しながら胸を張って行進した。
昨夏に続いて甲子園の土を踏んだ虻川颯汰選手(3年)は、「観客がたくさんいて、『あ、甲子園に戻ってきたんだ』と実感した」と話した。大阪桐蔭など全国の強豪が気になったといい、「みんな体が大きかったのが印象的。強い学校と戦うのが楽しみになった」。
昨夏はベンチ入りを逃した佐々木陸仁選手(同)は「どの学校よりも大きな声を出して、足を上げる100点の行進ができた。甲子園は想像していたより小さく感じたが、拍手や歓声がすごくて、より試合が楽しみになったとワクワクした」と話した。
日程が順調に進めば、能代松陽は大会第4日の21日、第1試合で21世紀枠の石橋(栃木)と対戦する。(北上田剛)