帝京(東東京)× 仙台育英(宮城) 1989年(第71回大会)決勝戦
平成になって最初の夏、仙台育英(宮城)はみちのくの悲願に最接近した。第71回大会決勝。大越基と、帝京(東東京)のエース吉岡雄二の投げ合いは無得点のまま終盤へ。仙台育英は9回2死三塁、サヨナラの好機をつかむ。約27メートル先の本塁へかえれば、東北勢初の優勝が決まる。しかし、届かない。延長に入って逆にピンチ。「もう疲れたべ」。そう大越が漏らした直後、運命の打球が中堅へはじき返された――。
平成になって最初の夏、仙台育英(宮城)はみちのくの悲願に最接近した。第71回大会決勝。大越基と、帝京(東東京)のエース吉岡雄二の投げ合いは無得点のまま終盤へ。仙台育英は9回2死三塁、サヨナラの好機をつかむ。約27メートル先の本塁へかえれば、東北勢初の優勝が決まる。しかし、届かない。延長に入って逆にピンチ。「もう疲れたべ」。そう大越が漏らした直後、運命の打球が中堅へはじき返された――。
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