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ボーイズリーグの子供らが24日、大山町の名和農業者トレーニングセンターで、元米子松蔭高校野球部監督の朝西知徳・羽衣国際大准教授(47)から「高校野球をするための心構え」について学んだ。
朝西准教授は2009年7月までの12年間、米子松蔭の監督を務め、00年の第82回全国選手権で同校(当時、米子商)を甲子園に導いた。将来、高校野球を目指す球児や保護者に指導経験を語ってもらおうと、大山サクラボーイズ(青木隆幸代表)が講師に招いた。
朝西准教授は「学生の本分は勉強。学生スポーツの本分は練習」としたうえで、「技術が優れていても、授業で居眠りしたり、及第点が取れなかったりした生徒は休部させた」と指導法を明かした。「上級生ほど、グラウンド整備や道具の片付けを率先してやること」など、練習への心構えやあいさつ、服装など日頃の生活態度の大切さを強調した。