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初登板、見せた度胸 佐野日大・森下投手 秋季関東高校野球

2010年11月1日11時4分

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写真:4回からマウンドに上がり、力投する佐野日大の森下投手=県営大宮拡大4回からマウンドに上がり、力投する佐野日大の森下投手=県営大宮

 (31日、佐野日大3―6春日部共栄) 落ち着いた投球ぶりは、次期エースの貫禄(かんろく)すら感じさせるものだった。佐野日大の森下暁登(あきと)(2年)。先発投手が立ち上がりにつまずいて3回までに4点を奪われた流れを変えようと、松本弘司監督に公式戦初となるマウンドを託された。

 4回表、いきなり2死満塁のピンチを迎える。左上手から決め球のチェンジアップで三振を奪い取った。「ここを乗り切れたのが大きかった」と森下。その後も8回まで無失点。松本監督も「上出来」という好投を見せた。

 入学時は投手だったが、8月中旬、新チームになってからは主に外野を任されてきた。しかし、大会前の練習試合で登板し、無失点に抑えた力を評価され、松本監督から「2番手で行くぞ」。チェンジアップを本で読むなどして自前で身につける器用さもある。

 最終回、1番打者に「不用意に投げてしまった」という高めのストレートを左中間に運ばれた。それでもまだ「打ち取って流れを戻す」という気持ちは揺らがなかった。しかし、相手のねばり強い打撃に2失点を喫する。力尽き、涙がこみ上げた。

 球威や球の伸びに課題があるのはわかっている。だが、エースの称号は「ピッチャーをやってるからには欲しいです」。涙目に投手の自覚をみなぎらせた。(佐藤英彬)

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