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担当記者の目「白球を追って」

「陸の王者」が第一歩 慶応

2005年07月18日

 45年ぶりに出場した今春の選抜で8強入りした慶応が、神奈川大会2回戦に初登場した。43年ぶりとなる選手権代表へ、17―0で5回コールド発進である。

 大勝の中で、らしさをのぞかせた。この日のテーマは「低く強いゴロを打つ」。各打者は変化球を引きつけ、逆らわない打撃を実践。考えながら野球を楽しむ、という「エンジョイ・ベースボール」は健在だ。

 91年から指揮を執る上田監督にとって、夏は95年の準優勝が最高。頂点を極めるには、シード校とはいえ、残り6勝が必要となる。監督は冗談を交えながら言う。「OBのおじいちゃんたちからプレッシャーはある」

 慶応の春夏連続出場は神奈川に移転する前、東京代表だった49年(春は前身の慶応二)までさかのぼる。神奈川からの春夏連続は過去に5校(9度)だけ。古豪復活をかけ、「陸の王者」が第一歩を踏み出した。(笠井正基)


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