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第79回選抜高校野球大会

熊本工

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俊足のプレッシャーじわり 熊本工の策に室戸崩れる

2007年04月01日

 「早く走れ」。森沢の意識は、打者ではなく走者に向いていた。

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室戸―熊本工 3回裏熊本工2死満塁、藤本の右前適時打で三塁走者に続き二塁走者渡辺大も生還

 前夜、捕手の竹村が森沢に告げた。「盗塁はおれが刺す」。狙いは熊本工の1番打者・藤村。俊足を、バッテリーで止めようと思った。

 絶好の場面は3回にやってきた。併殺崩れで藤村が一塁に残る。2死。森沢には、まだゆとりがあった。牽制(けんせい)球。藤村に動きはない。クイックモーションで打者に投げる。「早く走ってこい」

 しかし、はやる気持ちは制球を悪くした。打者は四球。「切り替えよう」。滑り止めに手を伸ばしたが、乱れた制球は戻らない。このあと2連続死球に四球。安打も浴びて4点を失った。

 藤村は言う。「捕手の肩が強いから、走れないと思った。リードも盗塁用でなく、プレッシャーを与えるだけのリード。乱れてくれました」

 熊本工の策に森沢がはまった。「悔いが残る。打たれたわけじゃない」。そう漏らした後、森沢は続けた。「でも、そこからは元気にやれた」。4回以降は1失点。打線も9回に追い上げた。準々決勝を、室戸は最後まで戦った。



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