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第79回選抜高校野球大会

常葉菊川

3年ぶり2回目

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常葉菊川、強気初V 揺るがぬ自信、連日終盤逆転

2007年04月04日

 8回、常葉菊川が同点に追いつくと、甲子園は大歓声に包まれた。その中でも、高野は、不思議と冷静だったという。

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大垣日大―常葉菊川 8回裏常葉菊川2死一、二塁、二塁走者石岡は高野の中前適時打で生還し、決勝点となる。捕手箕浦

 「自分は好機に強くない。でも、なぜか自分が決めると思った」。2死一、二塁。「みんなの気持ちが打たせてくれる」という思いもわいてきた。

 初球。高めをとらえた打球は中前へ抜け、二塁走者の石岡を迎え入れた。フォークソングを愛するため「オヤジ」が愛称の高野から、元気なガッツポーズが飛び出た。

 2死走者なしからの鮮やかな逆転劇。決めたのが初球なら、きっかけも初球だった。前田の左翼線二塁打、石岡の左前同点適時打はともに1球目を鋭くとらえた。「いい球は全部打ってやろうと思った」。石岡は思いきりの良さに胸を張った。

 熊本工との準決勝も、9回に試合をひっくり返した。劣勢にも慌てず、積極性を貫いて2日連続の劇的勝利。それは普段のスタイルを変えない頑固さの勝利でもあった。

 この日も送りバントは使わなかった。2、5回と併殺打で好機を逃しても落ち込まない。「大会前はバントをしないことに不安があったが、甲子園で勝つたび、手応えをつかんだ」と高野。揺るがぬ自信が、頂点に駆け上がる力になった。

 静岡県勢の前回優勝は78年の浜松商。そのとき主将だった森下監督は「自分の時はよく覚えていない。それより、選手からすごいプレゼントをもらいました」。涙はない。前向きなチームにふさわしい、笑顔の花が咲いた。



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