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2013年11月16日23時37分
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泥かき支援の高校球児、「次は練習で汗」 伊豆大島

写真:車の轍が残るグラウンドでキャッチボールする大島高校野球部員=16日午前10時、東京都大島町、佐藤恵子撮影拡大車の轍が残るグラウンドでキャッチボールする大島高校野球部員=16日午前10時、東京都大島町、佐藤恵子撮影

写真:坂道をダッシュする大島高校野球部員=東京都大島町、白井伸洋撮影拡大坂道をダッシュする大島高校野球部員=東京都大島町、白井伸洋撮影

写真:使えなくなったグラウンドの隣の室内練習場で練習する野球部員=16日午前9時50分、東京都大島町の大島高校、佐藤恵子撮影拡大使えなくなったグラウンドの隣の室内練習場で練習する野球部員=16日午前9時50分、東京都大島町の大島高校、佐藤恵子撮影

図:大島高校の位置拡大大島高校の位置

 【佐藤恵子】島外への遠征を支えてくれたのは、島の人たちだった。伊豆大島(東京都大島町)を襲った土石流はそんな人たちの命や生活を奪った。あれから1カ月。島の高校の野球部員10人が16日朝、スコップをバットに持ち替え、でこぼこになったグラウンドに立った。

 外野の芝生は車の轍(わだち)で荒れ、内野の土は風雨で流されてマウンドは削れている。都立大島高校。野球部員たちがグラウンドの隣で素振りを始めた。「うちも台風でやられたんです」と天野一道(かずみち)監督(44)は言った。

 10月16日未明。土石流は高校から約2キロ南の地区を襲い、住民ら35人の命を奪った。4人は依然、行方不明だ。同級生や野球部員の親戚、部OBも被災した。学校は土石流被害は免れたものの、約500人の避難所になり、グラウンドは住民らの車でいっぱいになった。

 被災翌日から、全校生徒が被災家屋を回り、泥かきのボランティアを始めた。野球部員もだ。スコップで手押し車に泥やがれきを載せて運び出す。1年の星凌太朗(りょうたろう)君(16)は初日はひざまでの泥につかって現場に向かった。「見慣れた場所が知らない所のようになっていて悲しかった」

 災害前の古里を取り戻す力になりたい――。学校としてのボランティア活動の取り組みが終わった10月下旬以降も、野球部員たちは放課後に活動を続けた。「OBや地域の人にお世話になってきたから」。誰も活動をやめようとは言い出さなかった。

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