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総合ニュース

ブラジルに風 三重県勢惜敗

2007年05月20日

 日伯親善高校野球大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社など主催)の第7戦が19日、四日市市営霞ケ浦球場であり、県選抜チームは5―10で惜しくも敗れた。ブラジル選抜チームは、6都県で地元選抜チームと計8試合の対戦をするが、これでブラジルチームの3勝4敗となった。最終戦は20日に東京である。

写真ブラジル選抜―県選抜 8回表ブラジル選抜2死二、三塁、レオナルドが三塁打を放ち2点追加、捕手斎藤=霞ケ浦
写真試合後に握手する県選抜とブラジル選抜選手たち=霞ケ浦

◆終盤突き放される

 県選抜は1点を追う4回、1死二、三塁から暴投で同点、さらに鈴木の中犠飛と磯田の二塁打で2点を挙げて逆転に成功した。しかし、5回以降、ブラジル選抜のダニエル・シウバ投手の打たせて捕る投球に苦しみ、打線が抑え込まれた。

 ブラジル選抜は2点リードされた7回、二塁打2本を含む5連打などで一挙4得点で逆転。さらに8回にも、レオナルド・ツヅキの三塁打などで3得点し試合を決めた。

 県選抜の松崎敏祐監督は「パワーで押すチームだと予想していたが、守りも堅く、牽制(けんせい)などの細かい技術もしっかりしていた」とブラジル選抜をたたえた。

 ブラジル選抜のテンイチロー・サトウ監督は「打球が風に乗りラッキーだった。ブラジルの風が吹いた」と喜んだ。県選抜について「投手が気持ちを前面に出し、四球も少なく、気持ちがいい試合だった」と話した。

 スタンドでは、松阪市から応援にきた日系ブラジル人約30人が声援を送った。試合後、勝利を報告する選手に「ブラジル、ブラジル」と大きな声や指笛で応えた。ブラジル選抜ベンチ近くで応援した具志アンデルソン飛雄馬さん(28)は、「勝ち負けよりも、この試合をきっかけに日本とブラジルのきずなが深まればうれしい。両チームによく頑張ったと言いたい」と話した。

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