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秋田商

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秋田商、9回に一矢 連打、PLに意地

2006年04月02日

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PL学園―秋田商 9回裏秋田商1死二、三塁、浅野は右前適時打を放つ

 6点差を逆転、延長サヨナラ――と劇的な試合で勝ち進んだ秋田商だったが、力尽きた。1日の第78回選抜高校野球大会で秋田商はPL学園(大阪)と対戦し、1―4で敗れた。好投する佐藤洋から小刻みに点をあげたPL打線。対する秋田商は9回、連打で一矢報いたが、最後まで相手主戦を打ち崩せなかった。県勢として46年ぶりとなるベスト4進出はかなわなかった。

 2回戦で好投を見せた佐藤は、初回を3人で仕留め、不安とされる立ち上がりを順調に抑えた。「浮く球にひっかかってくれたので、意識的に投げた」

 2回、PL学園は2死三塁から本盗を決め、先制点。3回にはバント安打で出た走者を犠打で二塁に送り、左中間適時打でかえすなど、4回まで小刻みに3点を取った。

 秋田商は7回、3本の内野安打で1死満塁としたが、続く鳥井の遊ゴロで併殺され、絶好のチャンスを無得点に抑えられた。

 秋田商はさらに9回、工藤が投手の一塁カバーの遅れを誘う絶妙のバント安打で出塁。それまで3三振と低調だった佐々木が、右翼線二塁打で浅野につないだ。

 小野平監督から「狙い球を絞って高めを思いっきり打て」と言われた浅野は3球目、真ん中直球を右前にはじき返し、待望の1点をあげた。

 しかし、PL学園・前田の、140キロを超すストレートに100キロ前後のカーブを絡める緩急の前に、続く小山田、鳥井ともに凡退。全国優勝の夢は夏までお預けとなった。

 佐々木弘史主将は「1、2回戦は接戦で全選手の持てる力を発揮できた。成果は出ていた。これで秋商での野球が終わったわけではない」。PL相手でも物怖(ものお)じしなかったのは収穫という小野監督は「今回は東北チャンピオンとして責任があった。全国でもっと上を目指せるチームだ。明日から夏に向けてしっかりやりたい」と話した。

◆厳しい戦いで自信がついた(秋田商・佐々木弘史主将)

 前田投手の球は手応えがあった。打撃のチームなのに1点で終わったのは情けない。上に進むには、好投手の球を見極め、点を取ることが必要。厳しい戦いが続いたが自信はついた。夏は全国優勝を目指したい。

◆しぶといPL 勉強になった(秋田商・小野平監督)

 PLのしぶとさは本当に勉強になった。勝ちたくて仕方がなかった。いまは選手たちに「よくやった」という言葉は、かけたくない。むしろ、夏に向けた課題が見つかっただろう、もっと頑張れ、と言いたい。


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