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清峰

初出場

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4番気負いなし 走・打で魅せた 木原左翼手

2006年04月02日

写真

清峰―日本文理 5回表清峰1死満塁、木原は中前に2点適時打を放つ

 打球が転がった瞬間、三塁走者の木原は走り始めた。浅めの遊ゴロ。前進守備の遊撃手が捕球したが、木原のスタートの良さに本塁への送球をあきらめた。2回表1死二、三塁から欲しかった先制点が入った。

 「打球がワンバウンドしたのは見えた。後は体が勝手に反応した」

 清峰は冬の間、三塁走者を置いて内野ゴロで生還させる練習を延々と繰り返した。1点にこだわる吉田洸二監督は「きょう一番大きいプレー」と、木原の走塁をたたえた。

 佐世保市出身。中学時代、エース有迫や主将広滝らと佐世保地区中学生選抜として活躍した。だが、運動不足がたたって高校入学時の体重は80キロに。「地獄だった」という冬場の走り込みや、1日1000本のティーバッティングで体を鍛えた。今では腹筋が六つに割れ、50メートルを6秒2で走る俊足の強打者に成長した。

 木原は5回にも1死満塁から、甘く入ったスライダーを狙って中前へ2点適時打を放った。

 昨秋は3番だったが、甲子園では4番を任された。だが、1、2回戦では8打数1安打。「4番の気負いがあって力んでいた」。バットと足でチームを勝利に導いた主砲が、上昇気流に乗り始めた。


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