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抑えた弱気「自信持って投げた」 愛知啓成・水野投手

2006年03月28日

 「これまで野球をやってきて一番うれしい」

 いつもあまり表情を変えないエースが試合後、ぎこちなく笑った。

 9回表2死二、三塁。すでに3連打を浴び、2点の勝ち越しを許していた。一気に攻めたてる金沢桜丘打線。わきあがる相手応援席を横目に愛知啓成の背番号1、水野貴義君は、こう誓った。

 「エースなら、ここは抑えなければいけない」

 ピンチのきっかけは、味方のミスだった。それも堅守でチームを引っ張ってきた主将の間瀬恭平二塁手のトンネル。責任感の強い間瀬君が守備位置で少しうつむいているように見えた。

 水野君は中学時代、2番手投手。ピンチになると弱気になり、制球を乱すことが多かった。

 「好きな野球ができればいい」と思っていた水野君が変わったのは、愛知啓成に入学して間もなく。厳しい練習で知られる岡田敬三監督(41)のカミナリが、容赦なく落ちた。なぜ、こんなに怒られるのか。考えるうちに、自分に気持ちの強さが足りないことに気がついた。

 「大好きな野球だからこそ真剣に取り組み、もっとうまくなりたい」。直球は決して速くない。それを補うには制球力に磨きをかけるしかない。微妙に変化するクセ球、徹底した低めへの投球が認められ、新チームではエースに選ばれた。

 どんなピンチでも落ち着いて乗り越える。水野君の考えるエースのあるべき姿だ。「自分にできるだろうか」。油断すると、つい顔を見せる「弱気の虫」を抑えるため、昨年、帽子の裏に大きく「自信」と書いた。

 最後の場面、握力が落ち始めた右手を力いっぱい振った。満身の一球。金沢桜丘の4番、藤田公士朗君が打ち上げた飛球は無事、右翼手の山下諒君のグラブに収まった。

 「追い込んでからの球が甘かったので出来は60点。でも、自信を持って投げました」

 力投に顔を上気させたエースは、帽子の文字にそっと目をやり、少しだけ胸を張った。


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