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初出場

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日本文理「選抜初勝利」以上へ 敗戦経験し一回り成長

2006年03月18日

 23日に開幕する春の甲子園。新潟県勢として3年ぶり7回目の出場となる日本文理は、大会4日目第1試合で高崎商(群馬)と対戦する。全国で唯一選抜大会で勝ち星がない新潟県勢。ただ、この5年の夏の県大会で2度優勝するなど、自信を深めつつある日本文理の選手は「1勝と言わず、最後まで戦う」と意気込む。選手は18日、甲子園に向けて出発。昨秋以降のチームの戦いぶりと、甲子園での展望について探った。

 昨秋、北信越大会決勝後に行われた表彰式に、準優勝の日本文理の選手に笑顔は無かった。県勢で新発田農以来8年ぶりに決勝進出を果たした。順当なら、優勝の高岡商(富山)と、北信越地区代表枠の2校に入り、選抜出場を確実にしているはずだった。

 しかし、決勝で8―15と大敗。投手陣の制球の乱れなどから、一時12点差をつけられた。前日の準決勝で、強豪福井商を6―4で下し、控室で「夢がかなった」「最高のチームだ」と歓喜していたのとは対照的な落ち込みようだった。大井道夫監督は「私自身が悪かった。福井商に勝つことを目標にやっていたから、決勝は選手の気持ちも切れてしまった」。

 準優勝でも確実に出場できるわけではない。当初、北海道地区から駒大苫小牧(出場辞退)に続いて出場が決まったのは、秋季全道大会準優勝の北海道栄ではなく、ベスト4の旭川実。駒大苫小牧に2―15で敗れた北海道栄に対し、旭川実は4―5と善戦した。

 選手の頭をよぎったのは、金沢桜丘(石川)の存在だった。準決勝で高岡商と対戦、試合中に主力選手がけがで病院に運ばれたが、2―5と競った。日本文理の救いは、1―13で迎えた8回に6点を返すなど、しぶとい打撃で7点差まで追い上げたことだった。

 1月31日、日本文理に選抜出場の朗報が届いた。大井監督は「7割は大丈夫と思っていたが、3割は、決勝の大敗がどう評価されるか不安だった」と振り返った。金沢桜丘は、21世紀枠で選抜出場を決めた。

 昨夏の県大会、日本文理は優勝候補の一角に挙げられながら、準々決勝で新潟明訓にコールド負け。悔しさをバネに、新チームは秋の大会を順調に勝ち上がった。

 日本文理が経験した二つの敗戦。一回り成長した選手。さらに大雪に見舞われた冬季、選手がどれだけ長所を伸ばし、弱点を補強したかが甲子園で試される。

 ◇感謝の気持ち忘れずに 大井監督に聞く

 ――選抜大会が始まります。

 地震や水害、大雪の被災者の方に勇気を与える野球をしたい。私たちの野球を見て、「よし、自分たちも頑張ろう」と少しでも思ってもらえるように、精いっぱい頑張ります。

 ――春と夏の甲子園の違いは。

 選手として春夏の甲子園を経験したが、監督では初めて。夏に比べ、春は十分な練習をこなして臨むことが難しい。しかし、練習ができないことを言い訳にせず、やれるだけのことをやって、「絶対に負けない」という気持ちで戦おうと選手に話している。

 ――今年のチームの強さは。

 投手がしっかり投げてくれる。ある程度、失点を計算できる投手力があったことで、北信越大会で決勝まで進めた。チームの雰囲気が良く、主将の長谷川を中心にまとまりがあるのも特徴だ。

 ――北信越大会以降の課題は何でしたか。

 北信越では、投手陣に四死球が多く、制球に不安があった。強気に攻められずにコーナーを狙いすぎて、わずかにストライクを外してのボール球が目立った。もっと大胆に攻めていい。

 打撃面では、長打者はあまりいないが、最後まであきらめずにくらいつく、「しぶとい」打線だと思う。

 一番の不安は、守備面。内野手が代わったことや、外野への飛球に対する守備に不安があったので、本当はグラウンドで練習したかったが、雪で十分にできなかった。これから、しっかり守備練習をやりたい。

 ――注目する選手は。

 中堅手の頓所(とんしょ)大輔はバッティングが良くなり、楽しみ。投手の前沢も成長して、投手陣は2枚から3枚になった。制球力があり、ボールが高めにいかない。直球も130キロ台半ばが出る。

 ――高校野球を通じて、選手に学んでほしいことは。

 高校野球は、教育の一環だということ。「1人では生きていけない」ことや、あいさつをきちんとすることなど、好きな野球を通じて、社会に出て通用する人間になって卒業してほしい。

 野球をやるのには、お金がかかる。好きな野球ができるのは、家族のおかげ。感謝の気持ちを忘れてはいけない。

 ◇日本文理の戦力 2枚看板の投手力と4割超すチーム打率

 今年の日本文理は、突出した選手はいないものの、投打にバランスの取れたチームだ。

 昨秋の躍進は二枚看板の投手力が支えた。栗山はキレのある速球と縦、横2種類のスライダーを駆使し、県大会決勝で新発田南から19三振、北信越大会準決勝で福井商から11三振を奪う好投で注目を集めた。

 横山は身長183センチの長身から投げ下ろす130キロ台の速球が持ち味。中学時代、新潟シニアの主戦として全国大会に出場するなど大舞台の経験も豊富だ。

 捕手笹島は、率先して声を出し、強気のリードで投手陣の信頼は厚い。

 打線は、上位から下位まで切れ目がない。4割を超えるチーム打率は、選抜出場校で日本文理だけ。県大会は、決勝以外の5試合で2ケタ得点を挙げて他校を圧倒した。

 中軸を打つのは、長谷川、石田、金丸。長谷川はバットコントロールがうまく、打率5割2分9厘とチーム1。石田はパンチ力があり、公式戦で本塁打2本。金丸は振りが速く、長打力がある。

 鈴木崇コーチは「中軸の前にどれだけ走者を出せるかが重要」と話す。足のある頓所大や青木の出塁が鍵となりそうだ。


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