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真岡工

初出場

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堅い守りはナンバー1 真岡工〈06選抜・話題校〉

2006年03月14日

 「ロッテの小林(宏)さんが1球もストライクを投げずに三振を奪った。ぼくもやってみたい」。ワールド・ベースボール・クラシックの練習試合を見て、エースの西山は思ったという。

 「内野ゴロは常に左打者を想定して処理する」「ミスは二つ続けない」。選手の野球に対する意識が高くなり、約半年間での心技体の成長に、湯本監督は目を見張る。

 監督に就任したのは昨年8月。29人の部員に「きゃしゃな体。おとなしい選手も多い。大改革しなければ」。

 当初は打撃のチームを目指した。「打てなければ勝てない」。しかし、秋の栃木大会が迫り、「短期間での打撃向上は難しい。徹底的に守備を鍛えよう」。1日約4時間の練習の8割を守備や走り込みに費やした。最後は、タイヤを引きながら200メートルのダッシュを10本繰り返す。

 成果は表れた。公式戦8試合の失策は、1試合平均0.5個。今大会出場32校中、最少だ。

 小中学生の指導者を集めた講習会を開くなど、地域ぐるみでレベルアップを図る。工業高校ならではの「もの作り精神」を生かし、打撃ケージや外野フェンスはOBや選手たちの手作りだ。

 「甲子園では、小さな町工場が大企業に立ち向かうようなもの。地道に取り組んでいる匠(たくみ)の技を見せたい」


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