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北海道栄

25年ぶり4回目

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心境複雑、笑顔なく 選抜へ北海道栄「駒苫の分まで」

2006年03月07日

 不祥事で第78回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)への出場を辞退した駒大苫小牧(苫小牧市)に代わり、補欠校である北海道栄(胆振支庁白老町)の出場が6日、大会運営委員会で正式に決まった。同校にとって春の甲子園は25年ぶり4回目だが、00年に現在の校名になってからは初めて。野球部や関係者の間には突然の吉報に複雑な思いもあるが、白老町民からは久々の甲子園に喜びの声が聞かれた。

 「驚いているというのが正直な感想です」

 落選から1カ月余り。ライバルの不祥事で突如、舞い込んだ甲子園への切符に、北海道栄の渡辺伸一監督(34)は複雑な心境を吐露した。

 6日午後3時57分、日本高野連から電話が入った。出場可能かどうかを問われた和田幸作校長(65)は「大変光栄であるのでお受けしたい」と答えた。2分後、再度電話があり、出場決定が告げられた。

 神妙な面持ちで会見に臨んだ渡辺監督は「甲子園に対しての調整はできていない。最大限やれることをやりたい」と話した。学内の寮で、学年末試験の勉強中に渡辺監督から出場決定を伝えられた部員らも笑顔を見せることなく聴き入っていたという。

 出場校選抜の参考となる秋季全道大会では決勝戦で駒大苫小牧と対戦し、2―15の完敗。7本の長打を含む14安打の猛攻に失策も手伝っての大量失点。打線も田中将大投手の前に16奪三振を喫し、実力の差を見せつけられた。駒大苫小牧が明治神宮大会で優勝し、北海道にもたらされた明治神宮枠1校は、準優勝の北海道栄ではなく、準決勝で駒大苫小牧を4―5と苦しめた旭川実業にあてられた。

 駒大苫小牧とは、同じ室蘭支部でしのぎを削ってきた。03年、04年には南北海道大会決勝で対戦し、2年連続で敗退。北海道栄にとって駒大苫小牧はあと一歩のところで立ちはだかる大きな壁だった。

 町はお祝いムード一色とはいかないものの、応援の声が聞かれた。隣接する苫小牧市に通勤する町民も多く、駒大苫小牧の活躍を我が町の出来事のように喜んできた経緯もある。

 同町の男性(76)は「出られなかった生徒さんがかわいそうだし、(北海道栄には)出るからにはがんばってもらいたい。複雑だねえ」。相吉正亮さん(66)は「栄は先生も生徒も保護者も大変と思うが、町民として協力できることはしたい」。同町に住む荒川チヤさん(72)は「急なことで大変だと思うけど、がんばって」とエールを送った。

 飴谷(あめや)長蔵町長は「駒大苫小牧高校の子どもたちのことを思うと複雑な心境でありますが、決定した以上は、同校の分までがんばってもらいたい」とコメントした。

    ◇

 選抜高校野球大会は15日に組み合わせ抽選会があり、23日に開幕する。

 ○土での練習、出来ぬまま

 駒大苫小牧の出場辞退で、突然の選抜出場が決まった北海道栄のグラウンドはまだ雪に覆われている。選抜は目前に迫るが、まだ土の上での練習も十分にできていない段階だ。

 チームは今月下旬から、土の感触を確かめるため関東遠征に出かけることにしていた。それまではランニングなど体力作りや、室内練習場での内野連係プレー、投球練習などしかできていない。

 渡辺監督は記者会見で「仕上がり具合は5、6割。土のグラウンドでやっていないので……」と、選抜での目標も立てかねている様子だった。

 ◇負けるな1・2年生 辞退の駒苫へ励まし相次ぐ

 選抜野球大会への出場辞退が受理されたことを受け6日、駒大苫小牧の小玉章紀副校長は「言葉が浮かばない」としばらく黙った後、「今後も生徒たちへの指導に全力で対処したい」と話した。一方で、出場辞退が報道されて以降、同校には出場予定だった1、2年生への激励などたくさんの応援の声が寄せられている。

 6日までに100本以上の電話が寄せられ、計40〜50件ほどのファクスやはがきも送られてきた。「1、2年生は関係ないのになぜ出場できないのか」「香田監督、辞めないで」「センバツに出場して」などの内容がほとんどという。

 同校では6日朝、各クラスの担任が生徒たちに問題の経緯を説明し、保護者に向けて、経過報告とおわびのプリントを配布した。

 <北海道栄> 胆振支庁白老町緑丘にある全日制普通科の私立高校で、生徒数は490人(男子369人、女子121人、3年生含む)。前身は64年開校の北海道日大高校で、87年に北海道桜丘高校に校名変更。00年に北海道佐藤栄(さとえ)学園に経営が移管して現在の学校となる。グループ校に埼玉栄高校(さいたま市)、花咲徳栄高校(埼玉県加須市)などがある。

 野球部は64年創部。甲子園は、春の選抜大会に75年(2回戦敗退)、77年(初戦敗退)、81年(同)の3回、夏の選手権大会は75年(同)の1回出場経験がある。現在の部員は1、2年生合わせ47人で、うち31人が渡辺伸一監督が舎監の学内寮に入っている。卒業生では05年にドラフト6巡目で千葉ロッテに入団した木興拓哉投手がいる。


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