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東亜大、3連覇ならず 明治神宮大会

2005年11月14日

 第36回大会が12日、神宮球場などで開幕し、1回戦と準々決勝の一部があった。高校は、今夏の選手権大会で57年ぶりに連覇を果たした駒大苫小牧(北海道)が、エースの田中が本塁打を放つなど投打にわたる活躍で初戦を突破。近畿地区を制した履正社(大阪)も13安打の猛攻で打ち勝った。

 大学は、史上初の3連覇を狙った東亜大(四国・中国)が競り負け、2度の優勝経験のある近大(関西第1)も九産大(九州)にサヨナラ負けした。

 【高校の部】

 ▽1回戦

 清峰(九州・長崎)2―6駒大苫小牧(北海道)

 ▽同

 成田(関東・千葉)4―8履正社(近畿・大阪)

 ▽準々決勝

 早稲田実(東京)11―3(8回コールド)岐阜城北(東海・岐阜)

 【大学の部】

 ▽1回戦

 愛知学院大(北陸・東海)2―1大体大(関西第2)

 ▽同

 東亜大(四国・中国)7―8東海大(関東第2)

 ▽準々決勝

 近大(関西第1)1―2九産大(九州)

 ◇立役者の竹林、4回で8失点

 東亜大は連覇の立役者、右腕竹林(4年、耳成)が4本塁打を浴びて4回までに8失点。「(3連覇を)多少意識した」という。5回以降は持ち味の緩急をつけた投球で抑え、打線も1点差まで追い上げたが、史上初の偉業はならなかった。森田監督は「竹林はよく踏ん張ったし、チームもよく追い上げた」。粘り強く戦った選手をたたえた。

 ◇コールド発進

 24年ぶりに出場した早稲田実がコールド勝ちで初戦を突破した。相手のミスにも助けられたが、エースの斎藤が8回を3失点と好投。フォークがさえ、9三振を奪った。「神宮のマウンドは気持ちよかった。楽に投げることができた」と斎藤。和泉監督は「全国大会で1勝できたことは大きな自信になる。さらに成長して欲しい」。

 ◇駒苫の田中、「打」でも存在感

 今夏の全国選手権で優勝の瞬間、マウンドにいた駒大苫小牧の右腕田中が、打撃でも力のあるところを見せた。2回、2球目を振り抜き、左翼スタンド中段へ運んだ。

 今秋の北海道大会から含めると、出場した公式戦では5試合連続の本塁打。本人は「打撃練習は一日の最後にするくらい」というが、香田監督は「打撃もスケールが大きい。投手なので7番に置くが、本来は中軸を打てる」と目を細める。

 「本職」の投球でも、9安打を浴びながら13三振を奪い、完投。今夏の全国選手権南北海道大会室蘭地区大会からの公式戦の連勝を「22」に伸ばした。

 今秋から主将も務める田中は「チームの状態はいい。優勝を狙いたい」と力強く話した。


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