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先制パンチで流れつかみ毎回の21安打 優勝の大阪桐蔭

2008年08月18日

(18日、大阪桐蔭17―0常葉菊川)

写真常葉菊川打線を完封した福島由=西畑志朗撮影
写真大阪桐蔭―常葉菊川 1回表大阪桐蔭1死満塁、奥村はバックスクリーンに先制の満塁本塁打を放つ。捕手栩木=日吉健吾撮影

 毎回の21安打に、福島由の完封。大阪桐蔭が投打で圧倒し、栄冠をつかんだ。

 常葉菊川の左腕戸狩の立ち上がりを攻める。1回1死から3連打で満塁とし、奥村の中越え本塁打で4点。この先制パンチで流れをつかんだ。ボール球の誘いに乗らず、手元まで引きつけて中堅から逆方向へ強くたたく。3回は有山が右翼線適時打、5回は福島康の左中間適時二塁打と意識が徹底されていた。

 右腕・福島由は相手の強力打線を恐れず、見事に攻めの投球を貫いた。胸元に直球、外角へ鋭いスライダーと揺さぶり、散発5安打に封じた。

 常葉菊川は戸狩がひじ痛で全力投球できず、軟投を強いられた。序盤は町田の美技もあったが、大差をつけられた後は集中力が切れ、攻守とも雑になったのが残念だった。(稲崎航一)

 ○西谷監督(大) 「泣きたい気持ちもありますが、実感がなくて涙が出ません。総決算の試合で、目指してきた野球を選手たちがよくやってくれた。普段は怒ってばかりですが、今日は最高にほめてやりたい」

 ○中谷(大) 「今まで生きてきて一番幸せ。2年生なので甲子園での経験を同級生や後輩に伝え、新チームを引っ張りたい」

 ○森川(大) 「秋に結果を出せず、弱いと言われた。冬場に頑張り、最後に最高のつなぐ野球ができた。今は自分たちは強いと胸を張れます」。主将として感慨深げ。

 ○浅村(大) 今大会、1番打者は計16安打12得点と大活躍。遊撃でも好守を連発した。「最高。自信になった。両親に『ありがとう』です」

 ○奥村(大) 1回、大量点の口火を切る先制満塁本塁打。「いままで野球をやってきた中で一番誇りに思う」

 ●佐野監督(菊) 「気迫負け。それに尽きる。相手投手の強気の投球を、振って振って、後半につなげてきたが、この試合は見逃しが多かった。それがうちの野球を出来なかった理由。ゲームを作れなかったのが残念だ」

 ●野島(菊) この日は7失点も、全試合に登板し奮闘。「いい流れでつなぎたかったけど……。たくさん投げられて、いい夏でした」

 ●萩原(菊) 3試合で12失点。「戸狩さんも苦しんでいたので、きちんと投げて楽にしてあげたかった。精神的にも、技術的にもまだまだ」

 ●町田(菊) 好守備を続けてきた二塁手。「ここまでできて十分。力は出し切れた。今日もいつも通りできた。楽しかった」


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