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体罰を語る2 生徒を思い涙流せるか 山口良治氏

2006年06月14日

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山口良治・京都市スポーツ政策顧問

 監督就任1年目の試合で112対0で負けた。あの時、生徒に向かって「悔しいと思わないのか!」「同じ高校生に負けて何とも思わないのか!」と、泣きながら殴ったことを今でも覚えています。あれで子供たちが気づいてくれてね。今の伏見工の原点です。

 たたいて喜んでもらえることなんて、なかった。いつも心で泣きながら、たたいていました。

 何もしないほうが、周りから何も言われないし楽ですよ。でもね、教師が自分を守っていたら、何も変わらない。生徒への熱き思いが壁を破ってくれる。そして、その思いは絶対、子供たちから返ってくる。そういう意味では、自分の保身を考え注意もしない教師が、多くなってきたような気がしますね。

 僕は、うちの部に入ってくる生徒と必ず握手をする。高校3年間という短い期間ではなく、「こいつらとこの先、一生付き合うぞ」という決意の握手。「山口の誓い」というやつです。

 もちろん体罰は、絶対に許されるものではないし、しちゃいかん。力によって、自分の意図する方向にし向けようとしても、逆の方向に走ってしまう。いい結果は絶対に生まれない。

 僕は昔、親の前でも、子供を殴ったこともあったけれど、それを体罰だとは思ってはいません。親に訴えられたら、いつでも辞める覚悟をして、生徒と接してきました。

 体罰をして訴えられるケースを見ていると、果たしてその場で指導者と子供が抱きあって泣けるだろうか。ただ悪い生徒をけっても、殴っても何もその子は変わらない。どれだけ生徒のことを思えるか。子供とのコミュニケーション、アフターケア。ともに汗を流し、涙を流せる場を作っていけるかが大事なんです。

 *

 やまぐち・よしはる 京都市スポーツ政策顧問。75年、京都・伏見工高ラグビー部監督に就任し、当時無名のチームを81年に全国高校ラグビー大会で初優勝へ導いた。現総監督。テレビドラマ「スクール・ウォーズ」のモデル。教え子に平尾誠二氏ら。63歳。


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