日本高校野球連盟は21日、大阪市内で審議委員会を開き、4カ月連続で100件を超える126件の不祥事について審議した。
複数部員の部内暴力があった北陸(福井)、鳥羽(京都)、部内でいじめがあった片倉(東京)、名古屋市工芸(愛知)には有期の対外試合禁止処分を日本学生野球協会審査室(開催日未定)に上申。複数部員が万引きをした桃山学院(大阪)、部内で金銭強要などがあった亀岡(京都)も同様の処分が上申される。
部員に暴力をふるった福島西の監督、本庄一(埼玉)のコーチは有期の謹慎処分を上申。部内暴力により11月の同協会審査室で6カ月の対外試合禁止が決まった情報科学(大分)は、監督の暴力も発覚し、本人と報告遅れのあった部長に有期の謹慎を上申する。
部員1人の喫煙が判明した今秋の九州大会準優勝校・八重山商工(沖縄)は脇村春夫会長名による厳重注意処分となった。