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第133回九州地区高校野球大会の準々決勝が28日、那覇市などであった。長崎県大会を制した創成館は美里工(沖縄)に0―1、同準優勝の波佐見は沖縄尚学に1―9(7回コールド)でそれぞれ敗れ、来春の選抜大会出場の目安となる4強進出を逃した。
また、第42回九州地区高校軟式野球大会の準決勝が沖縄県浦添市であり、県代表の北松農・奈留の連合チームが1―4で鹿児島実に敗れた。
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創成館が、あと一歩のところで投手戦を落とした。先発広渡は8回、2死二塁から「詰めが甘かった」という1球を適時打とされ、決勝点を奪われたが、7回までは毎回三者凡退で抑えた。長打、連打を許さず、自慢の堅守も無失策でもり立てた。打線は9回、先頭野口が単打で出塁すると、牧野の犠打などで2死一、二塁と好機を広げたが、好投手長嶺を攻略できなかった。