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第133回九州地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞社後援)の決勝が14日、県営野球場であり、創成館が7―1で波佐見を破って3季ぶり3回目の優勝を決めた。両校は来春の選抜高校野球大会へつながる九州大会に出場する。九州大会は26日、沖縄で開幕する。
第42回九州地区高校軟式野球県大会は、北松農・奈留の連合チームが制し、27日から沖縄で始まる九州大会への切符を手にしている。
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創成館の投打がかみ合った。1回、連続四球の2走者を主将牧野が犠打で進めて1死二、三塁とし、4番小野田の左犠飛で先制。3回は峯、4回は野口の犠飛で追加点を奪うなど、手堅い攻撃で主導権を手放さなかった。「制球重視で打たせてとることを心がけた」という先発立部は、堅い守備陣をバックに内野ゴロの山を築き、1失点で完投した。
8回まで2安打に抑えられていた波佐見は9回、主将福田健と樋口の連打で1点を返した。3番手で投げた春田は3回を無失点に抑える好投を見せた。