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大分

中津商・恒成徳二郎氏に育成功労賞 父親的存在心がけ

2006年06月14日

中津商・恒成徳二郎部長

 高校野球の指導者をたたえる「育成功労賞」に選ばれた中津商の恒成徳二郎部長(55)は「野球が好き。ひたむきに野球に打ち込む子どもたちの近くにいたくて、指導者を続けてきた」と話す。

 中津市生まれ。中津北に進学して野球部に入った。両親や担任の先生から「成績が下がったら辞めさせる」と言われながら、3年間頑張り通した。

 教員を目指して広島大へ進み、76年、中津南の監督として指導を始めた。「高校野球に携われることが本当にうれしかった」。それから日田三隈、中津北、中津商で通算26年、野球部の監督や部長を務めてきた。

 指導にあたり心がけてきたのは「野球部員である前に一高校生であれ」ということ。「野球で頑張っているから、ほかのことはしなくても許されるということはない」と力を込める。「野球に打ち込めるのは、学校や両親、周りの人が支えてくれるからだ」と球児たちに伝えてきた。

 中津商では、00年4月に赴任して以来、部長を務めている。部員たちから何か聞かれたときに相談に乗るような「お父さん的存在」になろうと心がけているという。

 「甲子園には届かない、勝負に勝てないとしても、頑張ったことが大切」。目を輝かせながらグラウンドを走り回る球児たちの姿を、見続けたいと思っている。


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