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加古川北、9回に意地 選抜高校野球、4強届かず

2011年4月1日0時33分

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写真:加古川北―日大三 9回表加古川北無死二塁、渋村は右前適時打を放ち、チーム初得点を挙げる=中里友紀撮影拡大加古川北―日大三 9回表加古川北無死二塁、渋村は右前適時打を放ち、チーム初得点を挙げる=中里友紀撮影

 第83回選抜高校野球大会第9日の31日、準々決勝で加古川北は強豪の日大三(東京)と対戦し、2―13で敗れた。強力打線を前に大量失点。打線も振るわなかったが、最終回に2点を返し、一矢報いた。

 「甲子園に何をしに来たんだ。このまま帰るのか」。9回の攻撃前、福村順一監督は円陣を組んだ選手たちにげきを飛ばした。

 日大三のエース吉永健太朗(3年)の切れ味鋭いスライダーに打線は沈黙。つかみかけた好機も3併殺でついえた。8回が終わって0―13。機動力を生かし、のびのびと得点を重ねた1、2回戦とは別のチームのような戦いぶりだった。

 監督の言葉を受け、先頭の山本貴紀(3年)が中前安打と盗塁で二塁に。「とにかく走者をかえそう」。打席に立った渋村涼亮(2年)は、スタンドやベンチからの声援が自分の力みを打ち消すのを感じた。甘く入ったスライダーを右前に運び初得点。意地を見せた。

 「次も完封する」。2試合連続完封の井上真伊人(3年)は前日、そう話していた。だが、ボールが先行し、なかなかストライクが入らない。少しでも甘いコースに行くと痛打され、計15安打を浴びた。

 「相手を上から見て投げるタイプ」と、自分自身を評する。そんな強気の井上でも昨春の選抜大会準優勝校で昨秋の明治神宮大会覇者である日大三の貫禄にのまれた。「これまで感じたことがない迫力だった。力んでしまい、自分のスタイルを見失ってしまった」

 福村監督は「あの速いスイングを見てしまうと、井上は修正できなかった。守備も打球が速くて焦っていた。普通のチームの打撃ではなかった」と振り返った。「9回の攻撃を初回からやりたかった。終わってみれば悔しいが、ベスト8は自信になった。この経験を生かして夏につなげたい」(中崎太郎)

    ◇    ◇

■打力つけたい 加古川北・都倉健司主将

 相手が一枚も二枚も上だった。予想以上に速いスイングに驚いた。9回は自分たちの機動力を出せた。あきらめない心を学んだ。校歌を2回歌えたことには納得している。夏に向けて打力をつけたい。

■心をたたいた 日大三・畔上翔主将

 1、2回戦は打線が沈黙していたので、今日はボールの芯をしっかりたたいていこうと考えた。それが22安打という結果につながった。吉永はよく投げてくれた。次も自分たちを信じてやりたい。

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