来春選抜は3月18日開幕 ベンチ入り20人、21世紀枠は「2」に
日本高校野球連盟と毎日新聞社は15日、主催する来春の第96回選抜大会の第1回運営委員会を開き、ベンチ入りの登録選手は今夏の第105回全国選手権記念大会と同様に、18人から初めて20人に増枠することが決まった。
日程は3月18日から13日間(休養日を2日含む)で、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催すると発表した。
出場枠は32。一般枠29、神宮大会枠1で、21世紀枠は従来の3から2に変更される。
枠については、日本高野連と毎日新聞社が「センバツ改革検討委員会」で検討を重ね、21世紀枠と神宮大会枠を合わせた「特別枠」の4が多いという意見が出たため、選考枠数を見直していた。21世紀枠は東日本、西日本で分けずに選考する。
一般枠の地区別校数は北海道1、東北3、関東・東京6、東海3、北信越2、近畿6、中国2、四国2、九州4。東北と東海の両地区を2から3に増やし、「中国・四国」から追加で選んでいた1がなくなった。
神宮大会枠は、各地区大会の優勝校が集う秋の「明治神宮大会」で優勝した高校が所属する地区に一つ与えられる。
出場校を決める選考委員会は来年1月26日、組み合わせ抽選会は3月8日に大阪市の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれる。
また、この選抜大会では、打者を打ち取りやすくして投手の負担を軽減する狙いもある新基準の低反発バットしか使えなくなる。