夏の甲子園決勝のカードが再現へ 鹿児島国体の組み合わせが決まる
日本高校野球連盟は12日、10月に鹿児島県で開かれる国民体育大会の高校野球の組み合わせ抽選会(代理抽選)を大阪市内で行い、出場8校の対戦相手が決まった。
硬式の1回戦で、今夏の第105回全国選手権記念大会の決勝で対戦した慶応(神奈川)と仙台育英(宮城)が顔を合わせる。
全国選手権では、慶応が8―2で仙台育英を破り、107年ぶり2度目の優勝を決めた。
開幕試合の神村学園(鹿児島)―北海(北海道)も全国選手権3回戦と同じカード。このときは神村学園が10―4で快勝した。
大阪桐蔭を破って4年ぶりに今夏の全国選手権に出場した履正社(大阪)と10年ぶりに全国選手権で8強に入った花巻東(岩手)の対戦も注目。
全国選手権で、日大山形、大垣日大(岐阜)、日大三(東京)と日本大学の付属校3校を破って初の8強入りしたおかやま山陽(岡山)は、またも日大の付属校で、全国選手権で初めて4強入りした土浦日大(茨城)と戦う。
8日に平和リース球場で開幕し、決勝は11日の予定。
■組み合わせ
【1回戦(8日)】
①神村学園―北海
②仙台育英―慶応
③履正社―花巻東
④おかやま山陽―土浦日大
【準決勝】(9日)
①の勝者―②の勝者
③の勝者―④の勝者
【決勝】(11日)