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慶応が横浜市役所で優勝報告 松坂大輔以来の制覇を500人が祝福

2023年9月1日19時30分

朝日新聞DIGITAL

 第105回全国高校野球選手権記念大会で、107年ぶり2度目の優勝を果たした慶応の選手たちは1日、横浜市主催のセレモニーに、深紅の大優勝旗を掲げて凱旋(がいせん)した。事前募集した観覧者300人のほか、約200人の立ち見客も集まり、選手たちを祝福した。

 市内の高校の夏の制覇は、1998年に松坂大輔投手を擁した横浜高校以来25年ぶり。山中竹春市長は「横浜市、日本中を大いに盛り上げてくれた。勇気と感動を与えてくれた皆さんに感謝します」とあいさつ。主将を務めた大村昊澄(そらと)さん(3年)は「甲子園はしんどい試合、苦しい場面もあったけれど、その何倍も何倍も楽しかった」と振り返った。

 両親とセレモニーを観覧した西区の小学6年生、犬飼結花さん(11)は今夏の甲子園をテレビで観戦しているうちに野球部のファンに。特に同じ眼鏡姿の延末藍太さん(3年)を応援してきた。「きょうもみんなニコニコしていて良かった」と笑顔だった。

 藤沢市の数学講師蒲田みどりさん(56)は、かつて慶応高校でも教えていたという。今夏の甲子園は初戦から決勝まで現地で観戦した。「エンジョイ・ベースボールがようやく実を結んだ。本当に強くなった」と感慨深げだった。

■「神奈川を勝ち抜いたことが自信に」

 市役所の前には、朝日新聞横浜総局を訪れた。

 裏方の主務としてチームを支えた大鳥遥貴さん(3年)は、「メディアの方々が大きく取り上げてくれて、たくさんの応援の力が集まって日本一になれた。下の代も取り上げていただければ」と笑いを誘い、森林貴彦監督は「神奈川の地で勝ち抜いたことが大きな自信になった。優勝旗を持って凱旋できたこと、神奈川のレベルを全国に示せたこと、うれしく思う。一人一人の人生や成長は続くので、温かく見守っていただければ」と話した。

 選手たちは県庁も訪問し、神奈川県特別表彰、神奈川県議会議長表彰を受けた。(原晟也、小林直子)

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