慶応の選手ら107年前の新聞と対面 黄ばみから感じた歴史の重み
第105回全国高校野球選手権記念大会を制した慶応の選手らは1日、横浜市役所などへの優勝報告に先立ち、日本新聞博物館(横浜市中区)を訪れた。
同館では慶応の全国制覇を受け、107年前の優勝を伝える当時の新聞などを展示するミニコーナーを設けており、選手らはケースに入った実物に見入った。
決勝で五回に代打出場し、適時打を放った安達英輝さん(3年)は「新聞紙の黄ばみから歴史の重みを感じた。今も昔も高校野球は人をひきつけるんだなと思った」と話した。
ミニ展示「慶應義塾高校 夏の甲子園優勝おめでとう!107年前、新聞は優勝をどう伝えた」は30日まで。開館時間は午前10時~午後5時。一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料。問い合わせは同館(045・661・2040)まで。