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明桜の捕手、強力打線相手に4投手をリード 高校野球・東北大会

2023年6月10日21時00分

朝日新聞DIGITAL

 第70回春季東北地区高校野球大会準決勝 明桜5―8八戸学院光星

 三回までに、相手の守備の乱れなどに乗じて4点を先行した明桜。ところが、「一発で流れが変わってしまった」と、捕手の吉川(きっかわ)新汰選手(3年)が悔やんだ四回の守備。2死一、二塁で、6番打者を迎えた。

 「低めに要求したスライダーが、真ん中に甘く入ってしまった」と吉川選手。1点差に迫る左越えの3点本塁打となり、八戸学院光星が一気に息を吹き返した。

 エースの難波佑聖投手(3年)を投入した五回には、走者をためられて2点適時打を浴び、試合をひっくり返された。吉川選手は「カウントを取りに行った真っすぐが甘くなってしまった」。エースでも流れを引き戻すことができなかった。

 「1番から9番まで長打があり、低めに丁寧にリードすることを心がけた」。投手4人をリードし強打の光星打線と相対したが、「甘い球を逃さず、1球で仕留められる。相手との差を感じた」と振り返る。

 ただ、収穫もあった。チームは県大会で打線が苦しんだが、東北大会では3試合で計34安打。輿石重弘監督も「夏に向けて財産になった」。吉川選手は「悔しがっているひまはない。今日の負けを夏につなげる」と誓った。(滝沢隆史)

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