夏の高校野球香川大会、7月8日に開幕 入場者数と応援に制限なし
香川県高校野球連盟は9日、高松市内で理事会を開き、第105回全国高校野球選手権記念香川大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の大会日程を7月8日開幕、26日決勝と決めた。昨年と同じ38校が出場する。連合チームはない。組み合わせ抽選会は6月23日に高松市内である。
シード校は春の選抜大会に出場した英明と高松商、春の県大会で優勝した丸亀城西、同準優勝の志度。試合会場はレクザムスタジアム(高松市)と、レクザムBP丸亀(丸亀市)の2球場で、準決勝以降はレクザムスタジアムである。
昨夏は新型コロナウイルスの感染防止対策として、両球場とも消毒や検温を実施した上で、5千人を上限に入場を認めていたが、今夏はコロナの感染症法上の分類が「5類」に引き下げられたことなどを踏まえ、入場者数や吹奏楽などによる応援は制限せず、マスクなしでの「声出し応援」も可能になる。
休養日は7月14、20日と、準々決勝、準決勝、決勝のそれぞれ前日(31日までに決勝戦が行えない場合は設けないこともある)。熱中症対策のため、昼間の気温が高くなる時間を避け、試合開始時間を早めたり、遅らせたりしている。
県高野連の福井博三理事長は「コロナ関係の規制がなくなり、もとの形に戻るので、安全安心を確保できるような大会運営を心がけたい」と話した。(和田翔太)