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仙台育英の左腕・田中が4強入りに貢献 高校野球・春季東北大会

2023年6月8日18時50分

朝日新聞DIGITAL

 8日、春季東北地区高校野球大会準々決勝 仙台育英8―0一関学院

 今大会の初戦を「夏の宮城大会準々決勝の想定」(須江航監督)と位置づけた仙台育英。マウンドに送り出したのはチームで3、4番手を争う左腕の田中優飛(ゆうと)投手(3年)だった。

 11日前の県大会決勝で7回1失点の好投を見せた田中は制球力で勝負するタイプ。だが、この日は試合前のブルペンでも「すべての球種で高めに抜ける球が多かった」と明かす。

 初回、いきなり2死一、二塁のピンチを迎えるが、開き直った。「逆に高めの球を生かして打ち取ろう」と。5番打者を遊ゴロに仕留めた。ここから徐々に制球力を取り戻す。

 五回裏の1死一、二塁の場面では、低めのカーブで二ゴロを打たせ、狙い通りの併殺に切ってとる。結局、5回を投げて被安打4の無失点。「あまりよくない中でも、力を発揮できる最低ラインが高くなったと思う」。手応えを得た。

 夏の準々決勝以降は連戦が続き、投手のやりくりが肝になる。田中や、この日投げた仁田陽翔(はると)投手(3年)といった3、4番手の安定感は欠かせない。

 「夏に向けて大きな収穫」と須江監督。昨夏の全国王者は着実に戦力を整えながら、高みをめざす。(福留庸友)

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