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盛岡三が初戦を突破、主将が引っ張る 高校野球・春季東北大会

2023年6月7日20時30分

朝日新聞DIGITAL

 7日、春季東北地区高校野球大会1回戦 盛岡三(岩手)8―1八戸工大一(青森)

 四回表の守り。盛岡三の捕手・田村悠人主将(3年)は、相手の4番打者が本塁打でダイヤモンドを回り、本塁を踏むのをじっと見つめた。「想定内。これまでも苦しい展開をしのいできたから、大丈夫」。自分に言い聞かせながら、投手には笑顔を向けた。

 背番号1を背負うのは1学年下の藤枝歳三投手。捕手のリードが大事になる。本塁打は高めに浮いた球を仕留められた。下へ、下へ。下に押す手の動作を重ねた。そこから制球力が上がり、相手打線を抑えた。

 「ほがらかで太陽のような主将が『扇の要』にいるのは大きい」と伊藤崇監督。肩の強さを生かして、高校から捕手に挑戦。自分のリードで試合の流れが決まることに、怖さもありつつ面白さを感じる。最高の投球を引き出すため、投手に積極的に声をかける。

 この日も七回、マウンドにかけよった。抑えればコールド勝ち。「決めるぞ」。笑顔になった藤枝投手が最後の打者を打ち取り、2人で拳を突き上げた。

 チームにとって9年ぶりの東北大会。初戦は打撃力で白星をあげた。次戦に向け、捕手としての役割を改めて意識する。「自分の仕事は最少失点で抑えて、攻撃につなげること。投手陣を引っ張ることに集中したい」(松尾葉奈)

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