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高校野球東北大会、6日に開会式 「縁の下の力持ち」の大会でもある

2023年6月7日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 東北各県の高校野球春季大会を勝ち上がった代表校が戦う第70回春季東北地区高校野球大会が7日、岩手県内の2球場を会場に始まる。開幕を前に、6日、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの実施となる開会式が盛岡市のきたぎんボールパークで開かれた。球場には、マネジャーらの姿も。大会出場が決まり、喜んだのは選手だけではない。縁の下の力持ちたちの、東北大会でもある。

 岩手代表の盛岡三のマネジャー、石井美育(みく)さん(3年)はこの日、アナウンスで選手の背中を押した。

 2月中旬、県高校野球連盟主催で、各校のマネジャーらが集まり、アナウンスの方法や心得を学ぶ研修会が開かれた。開会式を想定したアナウンスに一人ひとりが挑戦し、参加した約60人のなかから、東北大会開会式のアナウンス担当に福岡の畑山優衣さん(3年)とともに選ばれた。

 声に自信があるわけではない。でも、「やるからには選ばれたい」。研修会の前日に約1時間、アナウンス経験のある教員とともに、聞き取りやすさを意識しながら練習を繰り返した結果が出た。

 一足先につかんだ東北大会への「出場」だった。野球部は昨春の県大会で3位決定戦で敗れ、東北大会出場はかなわなかった。そして、迎えた今春。「みんなを開会式で見たい」。石井さんはメンバーを外れた選手らとホワイトボードにメッセージを書き込み、ベンチ入り選手に託した。

 そんな気持ちを受け取ったチームは今春の県大会でノーシードから勝ち上がり、3位決定戦で六回コールドで勝利。9年ぶりの春季東北大会の出場を決めた。石井さんはスタンドで思わず涙したという。

 東北大会の開会式。石井さんは入場行進で盛岡三の校名を読み上げた。こんな気持ちを込めて。「がんばれ。強豪校と当たっても気持ちで負けず、最後まで粘り強く戦ってほしい」

 チームが目指すのは、夏の甲子園出場だ。「マネジャーとして誇れる自分じゃないけど、少しでもみんなの力になりたい」

 夏を前にいい経験を積む場である東北大会が始まる。マネジャーやスタンドの選手らの思いを背負い、盛岡三は7日、花巻球場の第2試合で初戦に臨む。(松尾葉奈)

     ◇

 第70回春季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、朝日新聞盛岡総局など後援)は6日、盛岡市のきたぎんボールパークで開会式があった。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりのセレモニーとなった。各県大会を勝ち抜いた計14校が堂々と行進した。

 大会は7日に開幕し、岩手県内2球場で行われる。

 入場行進は、前回大会優勝の聖光学院(福島)、仙台育英(宮城)、秋田商(秋田)、一関学院(岩手)、日大山形(山形)、盛岡三(岩手)、八戸工大一(青森)、明桜(秋田)、日大東北(福島)、仙台商(宮城)、花巻東(岩手)、仙台一(宮城)、八戸学院光星(青森)、鶴岡東(山形)の順で行われた。

 また、第17回春季東北地区高校軟式野球大会の開会式も合同で行われ、福島を除く5県の代表計7校が行進した。7日に開幕する。

 開会式では花巻東(硬式岩手1位)の千葉柚樹主将(3年)と専大北上(軟式岩手1位)の高橋飛純(ひず)主将(同)が「新しい球場で初めて開催する東北大会で培った力を、夏の選手権につなげられるよう、共に走り出す」と選手宣誓した。(松尾葉奈)

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