慶応が投打に充実 相洋・横浜・横浜隼人も迫る 高校野球神奈川大会
(7月7日開幕予定、前年優勝校:横浜、前年参加チーム数170)
春夏連続の甲子園出場を狙う慶応を、今春の県大会準優勝の相洋や3連覇を目指す横浜などの実力校が追う展開が予想される。
慶応は丸田湊斗や長打力のある渡辺千之亮を軸に、5試合で44得点と打力で圧倒し春の県大会を制した。選抜大会で8回1失点と好投した小宅雅己を筆頭に、制球力のある松井喜一、左腕鈴木佳門と投手層も厚い。
相洋は、大谷祇人と大場智仁、中島翔人の3投手で関東大会8強に。打線は永野悟史、渡辺怜斗が勝負強い。横浜には、1年時から甲子園を経験するエース杉山遥希や緒方漣など投打に柱がいる。春4強の横浜隼人はエース石橋飛和が安定し、東海大相模は中軸の及川将吾を中心に打線に力がある。横浜創学館や日大藤沢も力があり、楽しみな存在だ。(原晟也)