北海がリード、札幌大谷や立命館慶祥は打に力 高校野球南北海道大会
(7月15日開幕予定〈各地区大会は6月24日から順次開幕〉、前年優勝校:札幌大谷、前年参加チーム102)
札幌の私学を中心に混戦模様だが、春の全道大会優勝の北海が頭一つ抜けている。2投手が完封し、エース熊谷陽輝もけがから復調した。守りも堅く、犠打で着実に走者を進めて試合をリードする。
連覇を狙う札幌大谷が続く。昨夏の全国選手権を経験した選手が多く、春の全道では選抜出場のクラーク国際との接戦を制した。樹神瑠生、佐々木涼斗の中軸に期待が集まる。
昨秋と今春の全道大会で4強の立命館慶祥は正津葵を中心に打線に爆発力がある。投手陣の出来が鍵となる。春の全道大会準優勝の北海道栄と駒大苫小牧の室蘭勢は勢いにのれるか。北照と東海大札幌、札幌日大も上位進出をうかがう。(上保晃平)