常総学院・土浦日大・霞ケ浦・常磐大の実力が接近 高校野球茨城大会
(7月8日開幕予定、前年優勝校:明秀日立、前年参加チーム数93)
常総学院、土浦日大、霞ケ浦、常磐大の4校の実力が接近しており、混戦模様だ。
常総学院は今春の県大会を制し、関東大会でもベスト4と勢いに乗る。諸星蒼空(そら)、飯塚遥己(はるき)の左腕2人と右腕小林芯汰らが実戦経験を積み、投手層が厚い。
昨秋の県大会で優勝した土浦日大も右腕小森勇凛(ゆうり)、左腕藤本士生(しせい)の二枚看板が安定している。霞ケ浦は投手の育成に定評があり、今年も最速150キロのストレートが魅力の右腕木村優人を擁する。過去2回決勝で敗れている常磐大にも力があり、悲願の初優勝をねらう。
昨年春夏連続で甲子園に出場した選手が残る明秀日立、昨秋の県大会でともに8強のつくば秀英、水戸商も上位進出を狙う。(宮廻潤子)