明徳義塾・高知が伯仲 続くのは高知中央と高知商 高校野球高知大会
(7月15日開幕予定、前年優勝校:明徳義塾、前年参加チーム数24)
明徳義塾と高知の実力が伯仲する。両校は昨秋の県大会決勝、今春の四国大会県代表順位決定戦、四国大会決勝で対戦。いずれも明徳義塾が勝ったが、今春の選抜大会で2勝した高知も力を伸ばす。
明徳義塾の右腕小林和生(かずき)は140キロ超の速球を投げ、左腕内山瑠唯(るい)は変化球がいい。打線は振りが鋭い寺地隆成(りゅうせい)を中心に、岩見柊(しゅう)には長打力がある。走塁、守備はそつがない。高知は選抜で成長した2年生右腕の辻井翔大をはじめ投手陣が多彩。攻撃は粘り強い。
高知商、高知中央が続く。高知商はエース草道塁に安定感が出てきた。高知中央は右腕安東慶真(きょうま)が中心。土佐、高知東工、梼原(ゆすはら)、岡豊(おこう)、高知工も力を見せたい。(鈴木芳美)