球児の「集大成」支える 審判の講習会 岐阜県高野連
7月8日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念岐阜大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)を前に、県高野連の審判伝達講習会が4日、可児市のKYBスタジアムで開かれた。審判員約40人が参加してルールを確かめた。
益田清風や高山西の野球部員らが協力した。審判員は、立ち位置やストライクの判定を確認。タッチプレーを見極める際の位置取りや、挟殺プレーでの動きもくり返し練習した。
全国審判講習会に参加した藤吉拓矢さん(40)らが講師役となり、技術を伝えた。藤吉さんは「多くの生徒にとって、夏の大会は野球人生の集大成。責任を持って説得力のある判定をしていきたい」と話した。