選抜Vの山梨学院が筆頭 追う甲府工・東海大甲府 高校野球山梨大会
(7月8日開幕予定、前年優勝校:山梨学院、前年参加チーム数33)
今春の選抜大会を制した山梨学院が優勝候補の筆頭だ。投手陣は選抜の全6試合に先発したエース右腕、林謙吾が軸となる。打率5割近い高橋海翔(ひろと)を中心とする強力打線は県内で飛び抜けている。春の大会をけがで欠場した主将で攻守の要、進藤天の復帰も待たれる。
春の県大会優勝の甲府工が後に続く。1番打者の天野憲信に長打力のある飯棲力輝(りき)、鈴木稟大(りんた)ら上位打線には迫力がある。エース右腕の寺山勇翔(ゆうと)はスタミナ十分だ。
東海大甲府は打力もあるエース左腕の田頭翼を擁し、駿台甲府は県内随一の速球投手、平井智大(ちひろ)に注目。ともに優勝もうかがう。青洲、帝京三、甲府城西、日本航空も上位を狙える好チームだ。(三宅範和)