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中国地区高校野球 宇部鴻城・下関国際・広陵・岡山学芸館が4強

2023年6月4日10時30分

朝日新聞DIGITAL

 第140回春季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)が3日、山口県内の2球場で開幕した。1回戦4試合があり、広陵(広島)、岡山学芸館(岡山)、宇部鴻城、下関国際(ともに山口)が4強入りした。準決勝は4日、絆スタジアム(山口県岩国市)で広陵―岡山学芸館、宇部鴻城―下関国際の組み合わせで行われる。

 ■宇部鴻城12-8鳥取城北

 ◎…宇部鴻城が延長までもつれた総力戦を制した。4点をリードされた九回、1死一、三塁からの笹木の中前適時打、高本の右中間三塁打、大川の左中間二塁打で同点。延長十二回は2死満塁から四死球と岡本壮の左前適時打などで4点を挙げて勝負を決めた。

     ◇

 「試合を作れず3失点して相手に勢いを与えてしまった。反省が残ります」。先発した宇部鴻城の松成乃馳(だいち)投手(2年)は、そう振り返った。

 背番号は10だが、尾崎公彦監督は今大会の初戦の先発を松成投手と決めていたという。「夏は誰が1番をつけるか分からない。さらに奮起してほしい」と成長に期待を込める。

 三回は2死二塁から適時打を許し、四回にも失策とスクイズで2点を奪われて降板した。

 ストレートで押す投球が通用したことは自信になったという松成投手。「体づくりから鍛え直して、夏は自分が背番号1をつける。必ず甲子園に行きます」と飛躍を誓った。(大藤道矢)

 ■柳井0-6広陵

 七回裏2死一、二塁。点差は6点に広がり、これ以上の失点は許されない。柳井の先発吉兼優翔投手(3年)は、制球が定まらなくなってきたことを自覚していた。「思いっきり腕を振るしかない」。力の限り投げた直球に相手打者のバットが空を切った。

 体を大きくしようと、冬に「食トレ」を敢行した。食事と食事の間におにぎりを食べるなど、食べる量を増やした。体重は7キロ増え、60キロ台中盤に。その分「球威が増した」という。

 相手の広陵は今春の選抜大会で4強入りした強豪。主軸を打つ真鍋慧選手(同)は全国から注目される強打者だ。「真鍋選手は外角に強い。厳しく内を突いていこう」。この作戦がはまり、第3打席までは犠飛のみで、ノーヒット。直球にカーブや2種類のスライダーを織り交ぜ、打たせて取る投球で5安打に抑えた。

 課題も見えた。8四球を出し、真鍋選手にも4打席目、甘く入った球をはじき返され、2点を失った。「コントロールを修正する。今日の反省を夏に生かしたい」(山野拓郎)

 ■下関国際10-1大社

 ◎…好機を逃さず得点を重ねた下関国際が大勝した。一回に当山の右前適時打で2点を先制。三回は野田からの中軸の3連打などで加点。五回は小林の走者一掃の三塁打で突き放した。先発の方ケ部は8回10奪三振と危なげない投球だった。

 ■岡山学芸館3-1高川学園

 ◎…2点を先行された高川学園は四回、先頭の岡部が右越え本塁打を放って1点差に迫り、なお1死二、三塁と攻めたがスクイズを見破られて追いつけず。九回も2死一、二塁としたが及ばなかった。岡山学芸館はエース伊藤が143球の完投で、9三振を奪った。

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