高校野球高知大会、7月15日幕開け 4年ぶり開会式も
第105回全国高校野球選手権記念高知大会(朝日新聞社、高知県高校野球連盟主催)の運営委員会が3日、高知市内であり、7月15日開幕、25日決勝の日程などを決めた。新型コロナウイルスの影響で見送られてきた開会式は101回大会以来、4年ぶりに行われる。27校が参加し、連合を含む23チームが頂点を目指す。
開会式は7月15日午前8時半から県立春野球場である。全出場校の選手が参加する。続いて第1試合が春野球場で午前10時から、高知市営球場で11時から。開幕日は両球場で2試合ずつ計4試合がある。
順調に日程が進めば、決勝は25日午後1時から春野球場である。優勝校は8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。
組み合わせ抽選会は、6月24日に岡豊高校で主将が参加して実施される。シード校は昨秋の新チーム発足からの公式戦の成績をもとに、明徳義塾、高知、高知商、高知中央を第1~4シードに決めた。
学校統合で出場校は昨年より3校少なくなった。部員不足により単独で出場できない室戸・嶺北・高知海洋・幡多農・清水は5校連合チームで出場する。
入場料は一般500円、中高生100円、小学生以下と障害者手帳を持った人(付き添い1人含む)は無料。
県高野連の谷村孝二会長は「この夏の大会も、選手たちが105回の積み重ねとともに、進化し力を出し切ったと言える大会になるようにしていきたい」と運営委員会であいさつした。(鈴木芳美)
■出場予定校
安芸、高知高専、高知農、高知東工、岡豊、高知中央、高知東、高知工、土佐、土佐塾、追手前、丸の内、小津、高知、高知商、高知国際、伊野商、明徳義塾、須崎総合、梼原、中村、宿毛工、室戸・嶺北・高知海洋・幡多農・清水