智弁学園はコールド、金光大阪はサヨナラで決勝へ 春季近畿高校野球
春季近畿地区高校野球大会は3日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで準決勝があった。智弁学園(奈良)が市和歌山に10―3で七回コールド勝ち。金光大阪は京都国際に6―5で逆転サヨナラ勝ちし、ともに4日に予定されている決勝に進んだ。
■市和歌山―智弁学園 戦評
◎…計15安打の智弁学園が打ち勝った。五回は敵失や四死球も絡め、山崎の2点適時打など4得点で勝ち越し。七回には高良の2点適時二塁打など6長短打を集めた。市和歌山は五回、大江の本塁打で一度は追いついたが、2失策がいずれも失点につながった。
■京都国際―金光大阪 戦評
◎…金光大阪は九回1死二、三塁から代打松木の2点二塁打で逆転サヨナラ勝ち。左腕キャリーは直球の制球に苦しんだが、2試合連続で完投した。京都国際は五回から八回まで、中崎と杉原が継投し、被安打0と好救援。打線も九回に敵失も絡め、一度は逆転に成功した。