今夏の甲子園、選手変更は試合2時間前まで可 コロナ対応まとめる
今夏の第105回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の臨時運営委員会が2日、大阪市内で開かれ、第103回、第104回大会で作成していた新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを今大会は廃止すると発表した。
5月に新型コロナの感染症法上での分類が季節性インフルエンザと同じ5類に位置づけられたため。
ガイドラインに代わる対応策をまとめ、「チーム関係者に感染者が出た場合、感染者には球場への来場を控えてもらう」「代表校の出場辞退をできるだけ回避するため、大会中に感染した選手、感染が疑われる選手が出た場合、試合開始2時間前まで選手登録の変更を可能とする」などとした。
また感染して一度選手登録から外れた選手でも、国が推奨する外出自粛期間を過ぎれば再登録は可能▽感染疑いがある選手がいったん登録を外れ、結果的に感染していないことが確認できれば、その時点から再登録可▽再登録は、当該選手に代わって入った選手のみが入れ替えの対象との方針も決めた。
大会は8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、17日間(休養日3日を含む)の日程で開催される。地方大会は、6月17日に全国のトップを切って沖縄大会が開幕する。