日南学園・宮崎商・小林秀峰・延岡学園が中心 高校野球宮崎大会
2023年6月8日09時00分
昨夏の宮崎大会で3年ぶり2度目の全国選手権出場を決め、喜ぶ富島の選手たち=2022年7月27日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎
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（前年優勝校 富島 前年参加チーム数47）
抜け出しているチームは見当たらず、春の県大会優勝の日南学園を中心に同準優勝の宮崎商、4強の小林秀峰、延岡学園、さらに6月にあった県高校野球選手権大会で優勝した高鍋などにも頂点に立つチャンスがありそうだ。
日南学園は5月、宮崎市であった招待野球で、昨夏の全国選手権優勝校の仙台育英を相手に引き分けた。エース本田涼は丁寧な投球で7回を被安打4、無失点に抑え、馬乗園（ばじょうえん）康介、中村優太、水戸庫之助（くらのすけ）らが中心となる打線は計9安打を放った。投打に手応えを感じられる内容だった。
続くのは宮崎商か。倉谷兼太郎、上山純平らの打撃陣は集中打でたたみかけることができる。けがで調整が遅れている投手陣の復調が鍵になりそうだ。小林秀峰、延岡学園は昨秋の県大会でもベスト4に入っており、力がある。（石川雅彦）
