秋から無敗の健大高崎が軸、追う前橋育英・前橋商 高校野球群馬大会
(7月8日開幕予定、前年優勝校:樹徳 前年参加チーム数61)
昨秋から県内の公式戦では無敗で今春の選抜大会にも出場した健大高崎が一歩リードする。
投手層が厚く、エース小玉湧斗を筆頭に球威のある左右の投手がそろう。春の県大会では計8人が登板した。打線も半田真太郎、狩野陸人、増渕晟聖(じょうせい)ら俊足巧打の選手が並び、伝統の機動力は健在だ。
追うのは前橋育英。春の県大会準決勝で健大高崎にサヨナラ負けを喫したが、相手を上回る9安打を放った。1年時から主力で主将の小田島泰成がチームを引っ張る。
前橋商も力がある。140キロ超の直球を投げ込む坂部羽汰(うた)、4番真藤允宗(まさむね)が投打の柱で13年ぶりの優勝を狙う。明和県央、樹徳、桐生第一なども上位をうかがう。(吉村駿)