大分商・明豊・大分舞鶴を中心に熾烈な争い 高校野球大分大会
(7月8日開幕予定、前年優勝校:明豊、前年参加チーム数44)
今春の選抜に出場した大分商、夏3連覇を狙う明豊、今春の九州大会準優勝の大分舞鶴を中心に熾烈(しれつ)な争いが見込まれる。
大分商は5月の県選手権大会準決勝で九回に4点を奪って明豊に逆転勝ちするなど、課題の打力が向上している。ともに選抜で複数安打を放った羽田野颯未(かざみ)、江口飛勇らの打球は鋭い。明豊は昨夏の甲子園で3試合に登板した右腕森山塁らが柱に成長し、野手も出塁率の高い高木真心(しん)ら層が厚い。大分舞鶴は今春の県大会、県選手権大会をともに制した。野上龍哉、渡辺蒼汰両右腕の安定感が増している。
津久見や右腕松石信八を擁する藤蔭などのシード校も頂点を狙う力がある。(奥正光)