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延長制した北海道栄か、連続完封の北海か 30日決勝、春季高校野球

2023年5月29日20時00分

朝日新聞DIGITAL

 第62回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は29日、札幌円山球場で準決勝2試合があった。第1試合は北海道栄が延長10回タイブレークの末、8―7で立命館慶祥を振り切った。第2試合は北海が4―0で札幌大谷に完封勝ちした。決勝は同球場で30日午前10時から行われる予定だ。

■北海が昨夏の甲子園出場校を完封

 北海の長内陽大投手(3年)が、昨夏甲子園出場校の札幌大谷を計119球で抑え込んだ。チェンジアップやスライダーなどを低めに集め、9奪三振、被安打4、与四死球1と好投した。

 投手層が厚い北海は、準々決勝でも岡田彗斗投手(3年)が札幌日大に完封勝利を挙げた。

 長内投手は「三振を狙わず打たせてとった。(直球が武器の)他の投手との違いを生かしたい」。

■「先輩に金メダルを」

 第1試合で勝利した北海道栄。攻守でチームを支えたのは、2年生捕手だった。

 相手に同点とされた直後の八回表2死一、二塁。高村陽亮捕手(2年)は外のスライダーを中前適時打とし、悪い流れを断った。体を開かず、コンパクトに振る。加藤功臣監督のアドバイスを意識していた。「普段のように体を開いていたら三振していた」

 正捕手として、計15安打を浴びた投手陣を鼓舞した。「相手校の声援にのまれずにやっていこう」。投げやすいように広く構え、ピンチの場面ではすかさずマウンドに駆け寄った。

 「2年生でもどんどんチームを引っ張ってくれる」と加藤監督の信頼も厚い。試合後、高村捕手は「先輩に金メダルを掛けてあげたい」と決勝への意気込みを語った。(上保晃平)

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