夏の高校野球徳島大会に向け 審判が基本動作を練習
7月8日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念徳島大会(徳島県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向けた審判講習会が28日、那賀町小仁宇の県立那賀高校グラウンドであった。県高野連審判部の審判12人が4班に分かれて判定練習などを繰り返した。
最初に経験豊富な審判員を指導役に「アウト」「セーフ」などのコール、ジェスチャーの基本動作を繰り返した。同校野球部員たちも練習試合などで審判を務めることもあり、動作の意味なども含めて学んだ。
ストライクやボールの投球判定では部員を打席に立たせ、投手にボールを投げてもらった。審判がボールを見る最適な立ち位置を身につける練習などを重ねた。
審判部長の松浦理夫(まさお)さん(67)は「審判たちも選手と同様に全力でプレーしている。講習会や練習試合などを通して備え、徳島大会では基本に忠実な判定をしたい」と話した。(杉山匡史)