応援の声出し・演奏復活、判定は大きく 愛媛県高野連が審判講習会
7月13日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念愛媛大会(朝日新聞社、愛媛県高校野球連盟主催)に向けた審判講習会が5月28日、愛媛県伊予市の伊予農業高校のグラウンドであり、46人の審判委員が正確な判定方法を確認し合った。
講習会はアウトやセーフの発声とジェスチャーの練習から始まった。進行役からは「ひじをしっかり上げて」「大きい声で」といった声が飛んだ。走者や内野手などの選手役を置いた実戦形式の練習では、状況に応じた審判員の適切な位置取りやコールのタイミングなどを確かめた。選手役は伊予農、松山聖陵、聖カタリナの部員が務めた。
今年はコロナ禍で取りやめになっていた応援団の声出しや吹奏楽の演奏が4年ぶりに復活し、球場内のにぎわいが戻ってくる。審判委員長の浜田竜也さん(57)は「常に大きい声と分かりやすいジェスチャーを心がけたい」と話した。(川村貴大)