京都国際と金光大阪が競り勝ち、準決勝で対戦 春季近畿高校野球
春季近畿地区高校野球大会は28日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで1回戦2試合があった。京都国際が近大付(大阪)を2―0で下し、金光大阪は近江(滋賀)に3―2で競り勝ち、ともに準決勝に進んだ。
6月3日に予定されている準決勝では、市和歌山―智弁学園(奈良)、京都国際―金光大阪が対戦する。
■京都国際―近大付 戦評
◎…京都国際の左腕杉原は、中盤まで制球にやや苦しみ毎回のように走者を出したが、要所を抑えて完封。打線は六回、金沢の二塁打、奥井の内野安打の2適時打で先制した。近大付は四回1死満塁、六回無死三塁の先制機をいずれも逃したのが痛かった。
■金光大阪―近江 戦評
◎…金光大阪は三回、四球と敵失の走者を足がかりに、キャリーと落合の連続適時打などで3点をあげて逆転に成功。左腕キャリーは二回以降、毎回走者を出したが粘って完投した。近江は相手を上回る7安打を放ったが、三回途中から好救援の河越を援護できず。