鳥取城北と米子松蔭がリード 追う鳥取商・八頭 高校野球鳥取大会
(7月8日開幕予定、前年優勝校:鳥取商、前年参加チーム数22)
春の県大会で優勝した鳥取城北と準優勝の米子松蔭が頭一つリードするものの、連覇を狙う鳥取商や春の県大会3位の八頭も侮れない。
今春の選抜に出た鳥取城北はエース新庄空を中心に投手層が厚く、攻撃では俊足の1、2番から中軸につなぐ。米子松蔭も2年生の中前篤朗ら投手を中心に守りが堅く、機動力で相手守備の隙を逃さない野球が持ち味だ。
鳥取商はエース山根汰三(たいぞう)が昨夏の甲子園のマウンドを経験しており、今夏に向けて強化を図っている打力が鍵になりそうだ。春の県大会の3位決定戦でその鳥取商を破った八頭は打ち勝つ野球をめざす。昨年12月に復帰した大ベテラン、徳永昌平監督の老練な采配にも注目が集まる。一昨年優勝校の米子東にも力がある。(渡辺翔太郎)